核燃料は、原子炉の中で核分裂の連鎖反応を起こさせる事により、エネルギー、または、中性子等を発生させる元となる核分裂性物質の事です。原子燃料とも言われていますが、これはとても危険な物質として知られていますよね。その危険度は、化学薬品やガソリン等の燃料とは全く規模が異なり、ちょっとした事故が起きただけでも周辺地域にまで大きな被害が及んでしまう危険性があることはいうまでもないでしょう。その為、ウランを加工して核燃料物質を製造する加工工場や、使用済みの燃料から再びプルトニウムやウランを取り出す再処理工場においては、核燃料の取り扱いや管理等に関して、高度な専門知識と技術を持っている保安責任者が必要となります。この核燃料の取り扱いや管理がきちんと行われているかどうかを監督する責任者が、核燃料取扱主任者なのです。核燃料取扱主任者は経済産業大臣が許可する国家資格で、放射性廃棄物の廃棄事業所において、放射性廃棄物の取扱保安監督を行う廃棄物取扱主任者として選任される資格も有しています。核燃料取扱主任者の資格を持っていれば、その専門的知識を活かして、核燃料物質を製造する加工工場や、使用済みの燃料からプルトニウムやウランを取り出す再処理工場などで、保安監督主任者として働く事も出来ます。また、核や原子力に関する十分な知識があると証明出来るので、原子炉メーカー系等の就職時にも有利に働く資格なのではないでしょうかー